导演:八木春生
――「安史の乱」によって国内が大混乱に陥る以前、中国仏教美術は西安を中心にその頂点に達し、彫刻や絵画作品は、完成した様式、形式を獲得した。またそれが統一様式、形式となり、各地で類似した像が多数造られ、北魏後期に始まった地域性がここにおいて解消された。もっとも華やかなこの時期の中国仏教美術史研究は、日本においても中国においても盛んで蓄積が多く、多くの問題がすでに解決されている」というのが、筆者の唐仏教美術に対する漠然とした印象であった。しかし、実際に自らこの時期の仏教美術研究をしてみると、果たして統一様式、形式なるものが、本当に存在するのか、そもそも何をもって統一様式、形式とするのかという問題が生じただけでなく、基本的でありながら定説のない重要な問題が、未だ少なからず存在していることに気づくようになった。そのひとつに時代区分の問題がある。(以上、本書「...(展开全部)